歯舞漁業協同組合

 歯舞漁業協同組合は、北海道東部の根室半島の先端部に位置し、我が国本土最東端の漁業協同組合です。歯舞漁業協同組合では、第4種漁港の歯舞漁港(歯舞地区、温根元地区、珸瑶瑁地区)、第1種漁港の友知漁港、沖根婦漁港、トーサムポロ漁港の他、重要港湾の根室港を利用して、多種多様な漁業を営んでいます。

位置図

 歯舞地区の地区人口は1,881人、総戸数は643戸、このうち562漁家(令和4年12月現在)が漁業を営む漁村地域です。
 歯舞漁港を中心とする漁港では、サケ・マス流し網漁業、刺網漁業、サケ定置網漁業、底建網漁業、篭漁業、ウニ漁業、コンブ漁業など、港湾では、サンマ棒受網漁業、タラ延縄漁業など、多種多様な漁業が営まれています。

歯舞漁協 空中写真
歯舞漁協 空中写真
歯舞漁協 漁船団
歯舞漁協 漁船団

 歯舞漁業協同組合の漁業生産量は2.5万トン~4万トン程度、漁業生産額は80億円~100億円前後で推移しています。

 そのような中、歯舞漁業協同組合では、「一漁業部会一品運動」により水産物のブランド化に取り組んでおり、そのブランド水産物の一つが「金たこ」です。「金たこ」は、潮の流れの速い根室沖で漁獲された10kg以上の活タコを漁業者自ら選別し、餌をはかせるため沖に一晩おいてから陸揚げした後、水温4℃の蓄養水槽で鮮度保持した歯舞産のブランドたこです。

歯舞漁業協に新施設が完成しました!!